女教皇がタロット占いで出た78枚のカードの意味一覧・解釈例ほか
ワンオラクルでも使える女教皇が出た場合のメッセージ、絵の解説、物語など、女教皇のタロットの意味を詳しくわかりやすく解説。女教皇のタロット解釈の幅が広がります。
女教皇（おんなきょうこう）2
目次
Ⅱ The High Priestess
当WEBサイトのタロットカードは「ライダー・ウェイト版」を使用し解説しています。
女教皇 | 正位置 タロットの意味
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女教皇 恋愛・結婚 |
片思い。プラトニックラブ。恋愛経験が少ない女性 。内面を見つめる。直観を重視する。清純。純潔。控えめ。可能性。純粋な恋。真面目な恋。 精神的な結びつき。共通意識。気持ちは通じ合っている。 直感的な恋。感覚を信じられる。忍ぶ恋。秘密の恋。 理想の女性。神秘的な女性。霊的な女性。知的な女性。真面目な女性。身を引く。 |
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女教皇 人間関係 |
精神性を重要視する。知的。理知的な人（女性）。冷静だが見守っていてくれる優しさ。独身女性。 |
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女教皇 仕事 |
静観する。機会を待つ。研究調査。教育研修。資格。秘書。経理。出版。作家。 独りでする仕事。秘密に関わる仕事。知識を活かす仕事。 書物に関わる仕事。学問・研究に関わる仕事。霊的指導者。 キャリアアップ。 |
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女教皇 金運 |
コツコツ貯める。甘い話は疑うこと。 |
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女教皇 一般的な意味 |
高等教育。学者肌。よい変化。気付いていない要因がある。隠された物事がある。静的。表に出ない。受動的。理知的。冷静。孤高。慎重。清らか。 思慮深い。神秘的。心が澄んでいる。落ち着いている。 直観的理解。直感が働。自分の本質とつながる。明らかになっていない・隠されていること。気づいていない・ 意識していないことを感じ取る。 答えは自分の中にある。本当はわかっている。 精神性の重視。霊的理解。真理を受け取り学ぶ。 |
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女教皇 正位置 解釈例
女教皇 正位置の解釈例 1
直観が冴えています。 あなたはもう答えを知っているはず。 静かな環境で目を閉じて、自分自身と対話し、 宇宙との共鳴に耳を澄ましましょう。 感情に左右されることなく、 真理を掴むことができるときです。
女教皇 正位置の解釈例 2
肯定的な変化が訪れそうです。直観が正解。 ずっと感じていたこと、そうなる気がしていたこと、 それらが現実として起きてくる可能性が強くなりました。
女教皇 正位置の解釈例 3
自分の奥深くに潜む真実に還りましょう。 どんなに不安になっても、状況が混乱していても、 振り回されないことが大切です。 何が本当なのか、 わからなくなってしまうこともあるかもしれません。 でも落ち着いて、本来の自分自身に戻れば、 自分にとっての真実はちゃんと見えてくるはず。 その確信、自分自身の真理を見失わないこと。 迷ってもいつでもそこに還れること、 その静かな強さを学びましょう。
女教皇 正位置の解釈例 4
心が落ち着いています。 わかっているのです、何が答えか。 ずっと感じていること、その感覚は正しいと 心の深いところで知っています。 焦ることも、急ぐことも必要なく、 きっとそうなると信じています。 浮ついていない深い想いを抱いています。
女教皇 正位置の解釈例 5
心を澄ませましょう。 何事にも動じることなく、 自分の答えを信じることができるのは、 自分自身の本質を知っているから。 つながっていると知っているから、 惑わされることもないのです。 大切なのは、受け取る姿勢。 答えはいつも、そこにある。 目の前と、心の底と。
女教皇 正位置の解釈例 6
それで合っています。 今、すっと気持ちが通って、ぴたっと芯に触れた状態、 心が澄んで、風通しのよくなった状態、 その現在の心の状態を、忘れないでください。 今は、つながっている。大事なことを汲み取れる。 直観が働いている状態です。この先また迷ったら、 今、こうして決断したときの感覚を、思い出してください。 この感覚のときの選択が、当たる。
女教皇 正位置の解釈例 7
想像通りになります。 こうなるだろうな、こうなったらいいな、 そんな予感や期待は、外れていない。 落ち着いて、余計なことをせず、 成り行きを見守ってください。 そこから学ぶことはとても深い。 洞察を得ることが鍵を握っています。
女教皇 正位置の解釈例 8
気持ちを鎮めましょう。 外側に追い求めていかなくても、 既に必要な情報は与えられています。 後は、自分がどう判断するかということ。 自分の内にあるものを、どう掬い上げるかです。 納得のいくまで、自分と対話してください。 深いところで感じていることに、 耳を澄ませてください。 答えを受け取る姿勢ができたとき、 直観が訪れます。
女教皇 正位置の解釈例 9
確信があるようですね。今後の展開は、きっと、今、自分自身が直観している通りになるでしょう。自分が重要だと思う情報や、心の深い部分で感じていることが、行くべき方へと導いてくれるはずです。そうなると思う、という予感には、大事な意味が含まれている。自分自身との対話を続けていけば、必要なものを確実に受け取っていける。自分の感性を信頼して、確信の向かう方へ、意識を集中させていってください。
女教皇 | 逆位置 タロットの意味
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女教皇 恋愛・結婚 |
片思いから進展しない。思慮深さに欠ける。プライドが高い。浮気の心配をしている。恋人がいない。冷たい。恋愛を拒否する。孤独。関心がない。消極的。相手に気を使いすぎる。心を開かない。素直にならない。気持ちを無視する。真実から目を背ける。受け入れ難い現実。隠さなければならない恋愛。 感情的混乱、コントロールを失う。独身主義。子供に恵まれない。 |
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女教皇 人間関係 |
無神経。我が儘。取り越し苦労。潔癖すぎる態度。消極的。高慢。孤立。孤独。秘密主義。自分の心を無視する。相手に気を使いすぎる。心を開かない。 |
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女教皇 仕事 |
浅はかな行動。社会性が乏しい。杜撰な仕事。管理。帳簿。独断が過ぎる、。秘密が漏れる。隠し事。研究不足。キャリアに傷がつく。 |
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女教皇 金運 |
ギャンブルで負け続ける 他人から騙されて財産を失う。 |
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女教皇 一般的な意味 |
激情。ヒステリー。冷淡さ。女のヒステリー。向学心がない。心を開けない。精神的なストレス。イライラする。厳しすぎる態度。悪い変化。 頑固。鈍感。神経質。隠さなければならない問題。心を閉ざす。素直になれない。 受け取ることを拒否する。表面的受容。霊的な智慧を受け取らない。曖昧な意識。冷淡。冷酷。 |
女教皇 逆位置 解釈例
女教皇 逆位置の解釈例 1
孤立しています。 何かつらいことでもあったのでしょうか。 心を閉じ、意識が内にこもってしまっています。 感覚も鈍り、能力と知性は本来の輝きを発揮できません。 怖がらなくて大丈夫。 あなたには問題を解決する力があります。 少しずつ心をオープンにして、 鋭い感性の働きを取り戻すべきときです。
女教皇 逆位置の解釈例 2
精神的に少しつらくなってしまうかもしれません。 望まない変化の気配を捉え、激しい感情に心の平静が乱されます。 見たくない現実に背を向けたくなってしまいそう。 ただ受け取りましょう。そのうち去っていく嵐だから。 しっかり受け取りましょう。必ず意味のある体験だから。 そしてまた少し強くなる。
女教皇 逆位置の解釈例 3
わからなくなっています、何を信じていいのか。 いろいろなことを、感じすぎてしまっています。 周囲の言動に心が乱され、平静さを保つことができません。 不安、感情の波に、心の安定を失っています。 傷つくことを恐れ、心を閉ざそうとしています。 今は適切な答えを出せる状態ではないでしょう。
女教皇 逆位置の解釈例 4
不安や否定に負けて、心を塞いでしまうと、 正しい答えを受け取ることができません。 積極的・自律的に受け取る姿勢をもってこそ、 必要なものを手にすることができるのです。 邪魔なブロックはすべて取り去って、 心をオープンに開放することで、 真理を受け入れることができるのです。
女教皇 逆位置の解釈例 5
その選択は、何かの抑圧の上に成り立つものではないでしょうか。 それをしてしまうと、自分の心が無視されるような、 息苦しさを感じてしまいそう。自分自身の真実の声を押し込めて、 それを選んでしまってよいのでしょうか。 本当は、気づいていますよね。それはしたくないと。 それが自分の本質から離れてしまう選択だとどこかで分かっていて、 その声を黙らせようとしてはいないでしょうか。
女教皇 逆位置の解釈例 6
本当のことを知るのを拒否してはいないでしょうか。 情報はたくさん与えられているのに、受け取ろうとしていない。 見たくないものがあると感知しているのかもしれない。 ただ心を閉ざしているだけかもしれない。 その道を行きたいのであれば、今の姿勢のままでは、少しつらいです。 知るべきことに向き合って、それから、どうするか判断しませんか。
女教皇｜タロットカードの基本意味
秘密
神秘
英知
知的好奇心
勉学
純潔と愛とセックス
女教皇｜オラクルメッセージ
一枚引きオラクルなどで女教皇が出た場合はこちらを参考にしてください。
女教皇｜正位置 変化や不安、試練に対して知性で乗り切る
| 女教皇 正位置 キーフレーズ |
直観。洞察。秘密。深い理解。客観性。知性。神秘的。 |
変化は神の愛です。知性や賢明さ、固い信念でそれを乗り越えましょう。
学ぶことは尊いものです。その学びは必ずみんなの役に立つものです。学べることに感謝し、学んだことを世の中のために活かしましょう。
恋愛ではもっと柔軟に考えることが必要です。自分が感じることを許し、そして大切にしましょう。真面目一辺倒だけでは恋は成就しませんよ。
・変化や不安、試練に対して知性で乗り越える
・変化＝神の愛
・学べ→他の人に役立つ→感謝を
・恋においてはもっと柔軟に。感じるままに、大切に。
・真面目だけでは“NG”
女教皇 | 逆位置 落ち着いて！ 愛と知性のバランスが崩れています
| 女教皇 逆位置 キーフレーズ |
表面的な知識。神経質。無知。うわべだけを見る |
未来へ対しての不安がいっぱいです。客観的に判断しましょう。
知性に頼りすぎています。自分の有している愛を忘れずに。
学んだことを実際に活かせてません。知的好奇心に振り回されています。
恋愛ではお高くとまりすぎています。
・感情と知性のバランスが崩れている
・未来に対しての不安が多い→知性と賢明さで客観的に判断を
・知性に頼り過ぎないように
・自分が持つ愛を忘れずに
・恋愛では高く止まりすぎ
女教皇 | このタロットカードが出たら
女教皇（女司祭）のカードは、物事を静観しています。
内なる心を見つめており、外界へと行動を起こそうとはしていません。
潜在意識へと集中しているのです。
女教皇にとって行動を起こす前に内面を見つめるよう示唆している可能性があります
あるいは物事のより深い意味を探求するよう告げているのかもしれません。
理性よりも感情が大きな意味を持ちます。
直感を信じてください。
女教皇(女司祭)のカードが出た時には、外部の要因よりも内的世界があなたにとって大きな意味をもつことを告げています。
また急いで事を運ぼうとせず今は待つべき時期であることを意味しています。 決断を焦らずじっくりと機が熟すのを待ってください。
次第にあなたの望むものやヒントを得る事が出来る可能性があります。
Ⅱ 女教皇 | タロットの意味をもっと詳しく知る
女教皇は高い位にいながらも謙虚さと向学心を兼ね備えた美しい女性です。手には「TORA」（旧約聖書、モーゼの十戒や律法の書とされる）を常に持ち、自分の考え、行動を照らし合わせています。
後ろの描かれたざくろの絵の垂れ幕が、高潔で高貴な純潔（処女）な女性ですが、やがて秘めたる男女の性愛を知ることになることを暗示しています。
「教皇」はキリスト教界で最高の職位。「法王」とも呼ばれています。（「ローマ法王」とはキリスト教界の最高権威者・地上の神の代理人です）
タロットカードには、男性の「教皇」と女性の「教皇」の２つがありますが、実際のカトリックにおいては女性が司祭以上職位を持つことがないとされています。ただ、歴史の中では13世紀にヨハンナという女性が教皇となって即位した話があります。
しかし、これは伝説とされている説も強く、カトリックにおいてはあってはならない女性の職位であることから、反カトリック・反ローマ法王の象徴ともされているようです。
タロットカードの読み方を「女司祭長」として解説していることも多々あるが間違いではありません。これは英語表記の「Priestｅｓｓ」（Priest は司祭。女性形“ｅｓｓ”が単語末尾につくもの）が、直訳すると「司祭」に相当するためです。
女教皇は純粋に霊的な女性像（少女）を表しています。次の3番女帝では｢霊的世界の中の現世的要素｣としての女性像（母親像）を表しています。
学ぶことの根拠と得られるもの
学ぶことは尊いことです。
しかし私たちは何のために学ぶのでしょうか。自分の知的好奇心を満たすためでしょうか。それでは自己満足です。せっかく学んだのですから、世の中のために役立てなければなりません。学んだものを実際に活用できて、はじめて学びは生きてきます。新しい知識を得ることに快感を覚えてしまうと、学ぶことの根拠を忘れてしまいます。
女教皇は教会の偉い人です。女教皇は学びとは自分の知的好奇心を満たすためのものではなく、世の中の人々の役に立つためにすること、学んだことを活かすことが大切であることを教えてくれます。
2という数字はバランスを表します。このカードには「知性と感情」「試練と愛」「慈愛と性愛」などのバランスが描かれています。
このカードは女司祭長とも呼ばれています。女教皇ヨハンナがモチーフだとされていますが、伝統的なキリスト教には女性の司祭は存在しません。
女教皇 | タロットカードの絵柄と構図の意味
二本の柱の間に腰掛けた女教皇は胸に十字架のアクセサリーをし、手に律法の書（旧約聖書に書かれる）「TORA」を持っています。「TORA」はアナグラム（anagram）で、「Taro](タロットの意味になりますね）
海外でのタロットの呼び方 タロットの謎多き起源と歴史
長の位を得てもなお学びを続ける女教皇の顔からは、
「学びとは『教えてください』という自分の立場や教養に対して常に謙虚な気持ちから生まれるものです」という気持ちが伝わってきます。
胸に輝く十字架は、
「学びとは、自分の好奇心を満たすためのものではなく、全ての人々が神の国に入れるために、自分に課せられたものです」という強い気持ちの表れです。
魔術師が他人に対してたくさんのスートを生み出してくれるように、女教皇の学びもまた他人のためにあります。
女教皇の両脇には二本の柱があり、幕がかかっています。
この柱は現在と未来の境目です。
足元の月は不安定さを、波打つ足元の服は変化をあらわしており、これから起こる変化を予兆しているようですが、女教皇は背後に何があるのかまだ知りません。
もしかしたら見ないようにしているのかもしれません。
女教皇は幕の向こう、未来に対して不安を感じていますが、知性や賢明さを持って対処するでしょう。
女教皇が持っている書物にはその回答が書いてあります。
胸の十字架、玉型の冠などからは固く純粋な信念が伺えます。十字架には固い意志、忠誠心。不安を取り除くお守りの役目。信仰心という意味があります。
「私にはこのお守りがついている。だから私は大丈夫。」
あなたはどんな試練（黒（BボアズBoaz＝神の試練）の柱）があろうとも、それは全て神の愛（白（JヤキンJachin＝神の愛）の柱）であると確信しています。
しかし背後の幕には女性性器を象徴するざくろが描かれています。
女教皇が本当に知性と賢明さだけを持ち合わせただけの聖処女なら、この幕にざくろが描かれている必要はありません。
女教皇がいつしか素敵な男性と愛し合い、そしてこの幕（処女膜）が取り払われた時、その奥から広く豊かな感情を象徴する海が現れるのです。
女教皇の足元を見てみると月は不安定さを、波打つ足元の服は変化をあらわしています。
女教皇はまだ気づいていないかもしれませんが（またはそのことに対して不安に思っているかもしれませんが）、知性と賢明さで神が預言した世界に近づくこともできますし、心が広く愛情豊かな次の女帝にもなれるのです。
大アルカナ一覧
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14 節制の詳しい意味解釈・徹底解説
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