挫折しない! タロット占いを独学で習得したい人におすすめの勉強方法 | 番外編

初心者さんのタロットカード選び

現在メーカー製のカードだけでも数千種類以上あると言われており、代表的なウェイト・ライダー系、マルセイユ系、エジプト系、トートタロットなどやまったく新しい解釈のオリジナルなものなどがあります。

前回の挫折しない! タロット占いを独学で習得したい人におすすめの勉強方法 入門1で述べた通り、タロット占いの独学で挫折しやすポイントの一つが最初のタロットカード選びです。なぜ最初のタロットカード選びが大切なのか、簡単に述べておきます。

前回の前回の挫折しない! タロット占いを独学で習得したい人におすすめの勉強方法 入門1

タロット占いを挫折せず独学で習得したい人におすすめの勉強方法を紹介。スムーズに最短でタロットを習得できるように挫折しやすいポイントを押さえながら、タロットを独学で習得するための勉強方法を順序を追ってわかりやすく説明していきます。

※当サイトでは一般的ライダー・ウェイト版を使用しています。


The Rider Tarot Deck

このタロットデッキが世界で一番タロット占いに使われているライダー・ウェイト版です。ライダー・ウェイト版にも色々とバージョンがあります。

ライダー・ウェイト版系のタロットの種類はこちらから 

タロットカードのライダー・ウェイト版といっても、たくさんの種類があります。私もコレクションで持っているライダーウェイト版をまとめて、カードの使い勝手などのレビューも加えてご紹介します。カード選びの参考にどうぞ…今回はスタンダードなライダーウェイト版をまとめてご紹介…

タロットでは占者専用(オリジナル)のカードを持つことが奨励されていますが、深い知識と哲学が必要なので最初は、解説書(入門書)も豊富にあるライダー・ウェイト版のタロットをお勧めします。

タロットは通常78枚組ですが大アルカナのみ22枚組の物もあります。22枚組の物は入門書とセットになっている事が多いですね。しかし78枚一組でタロットの世界を表現しているので、やはり初心者の方でも78枚組のタロットを購入されたほうがよいかと思います。

タロットの構成は、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚分かれ、小アルカナはワンド(棒)カップ(聖杯)ソード(剣)ペンタクル(金貨)の各4種類(スート)14枚に分かれます。

さらに更にスートは数札と人札に分かれ、数札で1はエースと呼ばれ他の数札とは区別されます。

他に特殊なタロットカードとして、円形(天地の無い)のカードや大アルカナの枚数が22枚以上あるもの、大アルカナと小アルカナの区別つかない物などがあります。

タロットでは占者のインスピレーションが非常に重要になるため、占者ごとにカードの意味解釈は違いがあります。

ある程度、実占を行っていると、解説書(あるいは入門書)に書かれている意味解釈と自分自身の解釈との間で違和感が出てきます。タロットカードからインスピレーションを感じ取った瞬間といえるでしょう。

これはカードから受ける印象が人によって違うためですので、自分自身のインスピレーションや感性を優先するようにしましょう。この自身のインスピレーションを採用しだすと、実占で当たる確率が高まっていきます。

解説書(入門書)のカード意味解釈は、あくまでその本を書いた人の解釈ですので、あなたが少しずつ修正していく、あるいは付け足していくと良いと思います。

例えば、解説書(入門書)などでは塔(XⅤ)のカードは凶札とされていますが、受け取る人によって「更地に新しい建物(計画)を立て直すことができる」と解釈する方もいるのです。

マルセイユ版とライダー版の違い

一般的に売られているのはライダー版ですが、マルセイユ系のカードもあります。

【18世紀に生まれた最古のタロット】ニコラ・コンヴェル版 タロット・デ・マルセイユ

ライダー系とマルセイユ系との最大の違いは、ライダー・ウェイト系は数札が全絵柄だというところです。ですから展開されたタロットカードからイメージしやすいのです。

ライダー・ウェイト系

これがライダー系のカップ2、絵札と呼ばれるものです。この絵柄から、他者(特に男女)との結びつきやパートナーシップなどカードから読みとれますね。

マルセイユ系

これがマルセイユ系のカップ2です。

初心者には何を意味するのか、この絵柄だけではちょっと分かりにくいですね。というかマルセイユ版を使いこなすには、数秘術の知識が必要となります。

トートタロット

トート・タロットはこんな絵柄です。美しさと迫力を堪能できる少し大きめのカードサイズ14.5 x 9.9 x 3 cm。特徴としてトートタロットのはカードの逆位置を採用しません。

トート・タロット

ちなみにこちらがトート・タロットのカップ2です。絵柄は抽象的ですが、マルセイユ版のカップ2よりはイマジネーションが湧いてくるように思います。

ただトート・タロットは解説書が少なく、初心者の方には比較的難解な内容のものが多いので、よほど「このデッキが私を呼んでいる!」とでもいう直観がなければ最初のデッキのおすすめしません。

このように系統や個々のデッキによってカード意味に違いがありますので、初心者の方は多くの参考書が発行されているライダー版系が良いかと思います。

書店などで入門書とセットになっている物は、大アルカナのみのデッキが多いのでよく確かめてから購入してくださいね。

大アルカナのみでも占いは可能ですが、できれば78枚そろっているデッキが良いと思います。理由は先ほど述べた、78枚でタロットの世界を表現しているからです。

タロットはどこで買えるの?

タロットカードはインターネット通信販売で簡単に入手できます。

私がお勧めなのは楽天市場のタロットカード&ルーン専門店Manaさんです。

品揃えも豊富なうえ、問い合わせも非常に迅速丁寧で、サイトにない商品を問い合わせても倉庫にあることが多く、珍しいタロットも扱っています。日本で発売しているほとんどのタロットカードはタロットカード&ルーン専門店Manaさんで手に入るかと思います。

※海外の金融機関にクレジット情報を入力しなければならないようなところは注意が必要です。

直接購入したい方は、東急ハンズなどの大手量販店などで気軽に入手することができます。可能であれば通販ではなく実際に店に足を運び、手に取って自分が惹かれたタロットカードを入手する方が良いといわれます。

まとめ

さらっと簡単に代表的なデッキの紹介してきましたが、初心者さんならまずはライダー・ウェイト系を選ぶことをおすすめします。理由は全てが絵札で簡単にイメージが浮かび、解説書も多く充実しており、ネット上でもたくさんのサイトがあるからです。

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